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どうも、ハンマーと申します。
3Dプリンタをはじめとする、機材での部品の製作、また外部ソース(ASCSメカ)について記事が多めです。
よろしくお願いします。



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Posted by ミリタリーブログ at

2022年03月16日

ロシア製グレネードランチャー RGM-40 キットの製作 3

前回から1年以上寝かしたRGM-40の続きです。ハンマーです。

2021年はほぼ何も進んでいないので2022年はいろいろやりたいですね。



さて、RGM-40キットです。



基本は出来ているので、一部改良と売るために必要な説明書、箱を作って行きます。

よって、試作2号機兼先行量産型を作ります。





基本は1号機と同じです。

改良については、グリップ固定のパーツ。
まず全長が短い様な気がするので、前方に延長。
また、セーフティに紅白の墨入。





さらにストックパイプとは直接固定はしていなく、多少グラついていたため、このようなリングを付けて使っていました。





そこで六角穴付きボルトで、直接固定できるように変更。







こんなところです。

続いては、説明書です。(まだ仮です)

















MP412の流用です。同じ様に作りました。

箱はシンプルに





以上です。

この先行量産型はぶん投げて、もう1セット練習で製作したあとにRGM-40キットをヤフオクに流します。

当該RGM-40キットは、King Arms製GP-30を所有している方向けで、組立済みは販売しません。



とりあえず出来上がり次第、4セット販売します。
お待ちください。


価格は下記
キット  ¥16,000(即決¥19,000)

価格内訳
GHKグリップ    1500 (もくしはWE tech製)
AKストックパッド  1800
ストック真鍮パイプ 3500
擲弾筒台      3800
リアサイト     1400
ABS印刷パーツ    1000
ストック塩ビ    300
その他 1000
人件費       2000ぐらい

よって¥16,000


では、また。



そんな事より延期しているMP412は手直しして出します。
  
Posted by ハンマー at 14:55Comments(0)自作RGM-40

2021年01月31日

ロシア製グレネードランチャー RGM-40 キットの製作 2

RGM-40製作2です。



前回、パーツと組合せは出来たので、ばらして表面処理と塗装をします。



3Dプリンタパーツはアセトンとヤスリがけします。その後、全パーツを塗装するため、ペーパー研磨と脱脂しました。塗装はラッカーの艶消しブラックです。そして組立です。





完成(仮)





なぜ(仮)かと言うと、リアサイトのパーツがFDM造形だと微妙になってしまったので、ナイロンで外注しようと考えました。また、擲弾筒と真鍮パイプを固定するパーツも同じくナイロンにしてみます。

出来たやつです。



MP412同様に溶きパテを塗ってからペーパーがけしました。






これにて完成です!!

















ストックもちゃんと伸縮します。

このロックボタンの金属製半球は革細工の飾り鋲です。





セーフティはダミーの為、GP-30のセーフティになります。





あと実物にはないのですが、モスカートを保持するロック機構を追加してあります。

モスカートのロック機構は、このつまみです。



上方に引上げるとモスカートを取出せます。

それと、GP-30を流用する都合で、全高が高くなっています。

てな感じです。

個人的には、サバゲで使用すると言うより、下の画像のようにバックパックにぶっ刺して、装備品の小物(インテリア)として欲しかったです。



最後にこのRGM-40キットですが、4セットほどヤフオクに流します!

時期は未定ですが、MP412が終わったあとを予定しています。

基本はキットとして、King Arms製GP-30は含まず、それは以外のパーツは組立及び塗装済みの状態の販売予定です。

価格は、12000円ぐらいを予定しています。

もうしばらくかかりますが、次回で詳細とヤフオクの告知を行います。お待ちください。

おわり
  
Posted by ハンマー at 19:00Comments(0)自作RGM-40

2021年01月30日

MP412 REX製作12 説明書及び追加説明

こちらは
HAMMER INDUSTRIES製 MP412 REX
のご購入者及び購入を検討している方向けの説明書と追加説明の記事になります。

そもそも2020年の8月頃にだすブログだったのに今頃になってしまい申し訳ございません。

最初に説明書です。
(製品には同様の紙の説明書が付属しています。)





















では追加説明に移ります。
まず、マルイパイソンからの流用品の現物はコチラです。



①バレルの組込み

スプリングはマルイのロットにより異なり、線径が0.7mmと0.4mmのものが存在しています。0.4mmを組込むの場合はスペーサーをご使用ください。


(左0.7mm 右0.4mm)


(右スペーサー)




②ガスタンクの組込み

グリップを分割する際、最初はグリップ下部のガス注入溝からならドライバーを入れやすいです。



ガスタンクを装着する際は、マスキングテープを巻くとガタをおさえられます。




③シリンダーの分解
まず、バレルを外します。



上部の軸棒を引抜きます。





そうすると、ヒンジのロックパーツとそのスプリングが外せます。





ロックパーツを取り外すと、シリンダーを後方に引き抜けます。



中心の六角穴付ボルトを外すと、シリンダーからエジェクターを取り外せます。





組立は逆の手順です。

④トリガーユニットの分解

ハンドを押し込んでいるスプリングを外します。
(飛ばしやすいので注意してください)



次に4ヶ所あるネジを取ります。
カバーを外せます。



コチラが、内部の構造です。分解組立の際は参考にしてください。









ハンド、シリンダーロック、ハンマーに、使用している3×9のスプリングは同じものです。


△ここから注意事項です△

①バルブのロック機構
通常状態でハンマーを前方に押込むと、ガスが放出されます。

マルシンやマルイ等メーカーのガスリボルバーは、トリガーを引いた際しかハンマーがバルブを押せない仕様になっていますが、当該製品は構造上そのような機構が入っていません。

ホルスターから取り出す際は、注意してください。

一応、ガスバルブが全開まで押せない構造にしてにはなっています。

少しだけバルブを押してしまいます。

②シリンダーの回転不良
シングルアクション、ダブルアクション問わず、素早く動作させるとシリンダーのオーバーランが発生する場合があります。

原因としてはシリンダーロックの磨耗が考えられます。
また、売る際は全て検品及び個体事に調整していますが、それでも個体差は存在します。(特にダブルアクション)

私としては、サバゲでガンガン使って頂けるものを目指していますが、磨耗やガタの事を考えると、シングルアクションでの使用を推奨します。
ご理解をよろしくお願い致します。

逆にシリンダーの回転不足の場合は、ハンド又は、エジェクターのラチェットの磨耗と考えられます。交換してください。

また、シリンダーにカートを装填していない状態では、シリンダーの作動不良が発生する場合があります。
カートリッジの重量が加わった状態での作動を重視しているので、未装填時のシリンダーの動作不良は、故障ではございません。御注意ください。


③塗装
塗装について、過去のMP412製作10のブログの通り、パーカーシールとメタルパーカーです。その上からクリアスプレーは塗布していません。ホルスターで使用し擦れる事があると、塗装が薄くなります。御注意ください。

以上です。

その他で、故障が発生した場合は、取扱説明書に、記載してある連絡先に連絡をお願い致します。どうにかします。  
Posted by ハンマー at 20:15Comments(0)自作

2021年01月28日

消音リボルバーOTs-38 製作2

OTs-38製作の続きです。



前回、8割ぐらいCADが完成し、ムーンクリップとシリンダーだけ造形しました。

ムーンクリップはなにも問題ないので、完成にします。



シリンダーについては、造形の結果シリンダーロックの溝と装填孔の厚さが薄く穴が空いてる箇所があったため修正します。



では、本題。
CADですが8割出来ていますが、あくまで形だけであって、細かいデザイン、エアガンとしての分解を考えたパーツ構成、発射機構の構成及び規格部品の選定、またそれらに伴う、「形」のデフォルメを行って行きます。





ここからが、長くなりそうです。

ハンマーとトリガーの組合せは、前作MP412のものを流用します。OTs-38はシリンダーが左回転のため、MP412のものを反転させ、形だけ変えました。たぶん動きます。



ガスルートもシリンダー下側に持って行けました。



続いて、バレル構成です。
今作ではインナーバレルとホップパッキンをマルイ、エアコキ用(M1911)で設計します。



寸法はマルイ エアコキに合わせ、機構はMP412と同様のバレルをチャンバーごと、スプリングでシリンダーに押し付け、気密とシリンダーの位置を合わせる方法にします。


さて、OTs-38の醍醐味、内蔵型レーザーです。

整備性を考え、レーザーユニットとしてユニットで設計しました。





構成はレーザー、電池、プッシュスイッチです。
レーザー:レーザーモジュール VLM-650-03 LPT
電 池 :12V 23a
スイッチ:タクトスイッチSPST

レーザーと電池をひとつにまとめるユニットを考えます。

弾道にレーザーを合わせる調整は出来る訳ない構造なのですが、あくまでおまけ程度と考えてください。


あとは、造形での伸縮やはめ込みの微調整をして、CADはとりあえず完成。

造形していきます。
まず、チャンバーですがマルイ、エアコキの組合せで、弾が出るのか検証するため、MP412のチャンバーをマルイエアコキ用にしたものを造形にMP412でテストします。







まあ、大丈夫そう。弾道は今後見てみます。

その他の部品も造形しました。
組み上げてこんな感じです。








現状ではまずまずの出来ではないでしょうか!
レーザーも出せます。





現状はこんな感じです。
ここからさらに調整をしていきます。
では、また!  
タグ :ots-38

Posted by ハンマー at 15:27Comments(0)自作Ots-38

2020年11月25日

ロシア製グレネードランチャー RGM-40 キットの製作 1

「RGM-40」
それはロシア製の単発式グレネードランチャー。



今年、東側のエアガンを中古で購入した際、おまけでKing Arms製「GP-30」が付いてきました。

正直すでにGP-25を所持しており、また銃に取付た場合の重さを知っているので、いらないと思っていました。

しかし、King Arms製のGP-30は、通常の40mmモスカート仕様とエアガンとしてのポテンシャルが高いため、サバゲでは使いやすそうと思った。
でも、AKに付けると邪魔…

じゃあ、別々に使えばよくね!?


で、たどり着くのが「RGM-40」。




GP-30をスタンドアローン化したものになります。

一応トイガン化はされてる…のか??
ネットで検索するとNPO製が出てくるが、日本には入って来ていなそうです。
正直本物の様な装い。もはや本物。
発射機構がガチ過ぎて日本ではダメなやつかもしれません。



ただ、そんなことはどうでも良くて、今回は日本全国でカッコイイAKを組む為に買ったが、重くて部屋の隅に追いやれてるであろうGP-30を、RGM-40風にする事で人権を与える回です。



前置が、長くなりました。ハンマーです。

今回、要はGP-30をRGM-40ぽくするパーツを作ってみます。

今のところ、売ることは考えてないです。
(反応による)


今回の材料です。
・King Arms製GP-30
・GHK AKノーマルグリップ
・AKユニバーサルストックパッド
・塩ビパイプVP20
・真鍮パイプ(外径31mm 厚さ1.5mm)
・その他部品は3Dプリント




まず、GP-30をばらします。
ピンを2本抜くと擲弾筒上部の銃への取付部がはずれます。





後部の六角穴付ボルトを外すとグリップを取ることができます。



ここで、GP-30を採寸して必要部品をCADで作ります。

こんな組合せを目指します!




そしてCADをつくり、3Dプリンタで、造形。



照準器、擲弾筒と真鍮パイプの結合部、グリップ取付部、ストック基部、ストック伸縮部を作りました。

ストックはパッと見が似ていた、エレメント製AKユニバーサルストックパッドをはめ込みます。










グリップは、トリガーガード部が干渉するので、切り取り削ります。



次に、塩ビパイプを切断し、ストック伸縮時のロックボタンパーツを組立ます。









真鍮パイプには、ロックする穴を開けます。



ここまできたら、とりあえず合体。





まずまずの出来ですね!

しかし今回はここまで
次回に続きます!
  
タグ :自作,RGM-40

Posted by ハンマー at 20:26Comments(0)自作RGM-40

2020年11月07日

消音リボルバーOTs-38 製作1

どうも、ハンマーです。

MP412 REXをご購入、また興味を示して頂き、ありがとうございました。
まぁ、実際あまり生産できていません(パーツを作ってくれるところがない…)が、それを踏まえて次に行きます。

エアガン制作第二弾はコチラ!



ロシアの生んだ暗殺拳銃
スチェッキンOts-38消音リボルバー

を制作します。

まず、実物についてです。

OTs-38はロシア連邦保安庁の要求でスチェッキンにより製造されたリボルバーらしいです。





・長さ191mm
・幅40mm
・高さ140mm
・シリンダー右回転

使用弾薬の7.62×42mmSP-4は、薬莢自体に消音機能があります。



内部にはピストンが備わっており、装薬の燃焼による圧力でピストンが前進し、円柱形の弾が押し出されて発射する仕組みです。そのため、発射ガスの漏れを防ぎ、発射音を抑制するみたいです。

よって、銃本体にサプレッサーが不要なため、ナガンリボルバーの用な特殊な機構は有してないです。

また、SP-4は1PSSピストルに使用されています。

ここから製作に移ります。
まず、Ots-38を選んだ理由は3つあります。

1つ目は、リボルバーだから。(前作のノウハウを活かせる)

2つ目は、メーカーが絶対作らないと思うから。

3つ目は、自分が欲しいと思ったから。

製品仕様は以下を目指します。

・基本3DプリンタABS製
 (フレームがモロ銃だからMP412以上に外部では厳しいそうだから)

・↑トリガー、ハンマーはピューター鋳造

・TOPのM4用カートリッジを使用

・初速30m/s以上で飛距離20m

・ガスタンク自作

・レーザーサイト搭載

初速と飛距離は勘弁してください。
ただでさえバレル長短いのに、下バレルなのでホップつけられるかすらわかりません!


とりあえず現状です。

CADは結構前からやっていたので8割ぐらいはできています。







機関部は、MP412のものを反転させ外観を変更して流用。



Ots-38はフルムーンクリップを使用しているので、そこから作りました。





弾薬のSP-4のサイズが、TOPのM4カートと近かったので採用しました。

続いて、シリンダー。







と、言う感じです。

お急ぎの方は無可動の立体物はヤフオクで、出してる方が最近いらっしゃったので、張っておけば手に入ると思います。

MP412は3年近くかかったので、コチラのOts-38も、完成まで長らくお待ちください。

次回へつづく  
タグ :ots-38

Posted by ハンマー at 13:31Comments(0)自作Ots-38

2020年09月13日

MP412 REX製作11(生産3販売)

ついに、販売します!

大変長らくお待たせしました!
どうも、ハンマーです。



前回の記事で、構造、材質及び製作方法まで完成しました。

早いもので、初期のハリボテ(2016~2017)から現行仕様(2018~2020)と製作に4年もの歳月を要してしまいました。





現行仕様品は人様に売ることも、視野に入れて製作してきました。
そこで、Twitter上では告知したのですが、2020年7月生産分として3丁製作しました。

ですが、7月にいろいろあったため、トリガーとハンマーをピューターの鋳造製に変更しました。

それによりもう、9月になってしまい、申し訳ございませんでした。




内訳は以下の通りです。

・4inchモデルパイソン組込み済 2丁 
 (本体¥40,000+パイソン代+Xカート~)

・4inchモデルキット完成品   1丁
 (本体¥40,000~)










組込み済は、箱出しで撃てる用にしてあります。

販売方法は前から、告知している通り、ヤフオクにて上記価格から(即決は+2万)で行います。


開始は9月15日(火)の21時から順次出品します。
よろしくお願いいたします。




また組込み済の方は、意地で中古パイソンをかき集めました…
だいたい、5,000~7,000で買いました。




キットの方は、ご購入者様ご自身で、バレルとガスタンクを組込んで頂きます。

説明書に組立方法は記載してあります。
また、追加説明用のブログ記事書きます。

初速は、組込むパイソンのロットに左右されます。一応、マルイM19系も組込める用にはしてありますが、 ガス注入口が飛び出したり、初速が30m/s程です。

前回記事のマルイパイソンの追加補足ですが、初期のヘビーウェイト樹脂仕様ロットのガスタンクが、初速が高い可能性があります。



以下は製作過程です。



ナイロンパーツの表面処理




ABSパーツのアセトン処理





各パーツが出来上がって、同じパーツがたくさんあるのっていいですよね

説明書はA3用紙サイズです。







次にピューターの鋳造です。

もとの、ABS製のトリガーとハンマーから型をとりました。

耐熱シリコンで型をとり、鋳込みます。


















以上です。

それで、今後の生産ですが!…分かりません!?

製作10の記事で報告した通り、DMM 3Dプリントサービス様に主要パーツの造形を全部ぶん投げました。
6月終わりに注文した、7月生産分は問題なく製造して頂きましたが、8月分を7月中旬に注文したところ、銃器、刃物形状のモデルに付きましては
公序良俗の観点から、造形不可になりましたので、材質と製造工程の変更をします。
ご理解を強制致します…

金属はピューターの自宅鋳造が可能になったので
、一部は自宅ABS製に戻す事を検討しています。

問題はグリップです。ヒンジがあるためPA12(MJF)だったのですが…どうにかします。


では、また次回!


  
Posted by ハンマー at 12:14Comments(7)自作

2020年08月29日

MP412 REX製作13 カスタム

どうも、ハンマーです。

あれ、MP412製作11と12の記事は?と思った方、11は売りまーすの記事で、12が購入者用詳細解説のため飛ばします。
(6月中には11、12、13の記事がが書き終わっていて、7月には売ってる予定だったので。)

今回は、MP412 REXのカスタムを行っていきます。



考え方は自作量産した通常MP412 REX(出来上がっているものとして)をベースにカスタムします。






内容としては、レイルを増設させたデザイン変更から、設計者だから出来るゴリゴリの内部カスタムまでします。

まず、外装ですがバレル部の上下、ヒンジフレーム部の上部にレイルを追加します。



作って初めて知ったのですが、20ミリレイルって20mmじゃないんですね…

上部レイルの増設によって、ノーマルのアイアンサイトがつかえなくなるのでフロントサイトは1mm高くし、リアサイトはオリジナルに設計しました。





DMMでナイロンで造形してもらいました。





塗装は通常と同じく、溶きパテ→研磨→パーカーシール→コンパウンド→メタルパーカー→コンパウンドで仕上げました。





レイル部の研磨がめんどくさかった。





また、今回のモデルから刻印入にしてみました。思ってた以上に良くできたので今後の通常モデルにも取入れようと思います。




ここまでは、外装のカスタムです。

続いて、内部です。


まず、精度をあげるために、インナーバレルを同じ4inchでもパイソンより少し長い、M19用KM企画バレルを採用。


続いて、ガスタンクまわりです。
ここで、私の渾身のアルミ製、MP412用ガスタンクです!!



ガス放出バルブとガス注入バルブをガスブロ汎用
品(グロック系用)を使用出来るようになっています。

今回はタニオコバ製ブラックバルブ等を着けました。

この、ガスタンクはMP412 REX製作5と6で記した、ガスタンク自作構想で凍結していたものです。

実際は2019年の10月に製作して頂いた物になります。

1個のみの注文だったのでクソ高くなりました…

お値段なんと¥40,000!!

MP412 REX1丁の3Dプリンタ部品注文代匹敵します。

こんな物は、量産品に組込めないためこれ1品限りです。

ちなみに、ガス放出バルブのネジ径はM9×0.5、またガス注入バルブのネジ径はM4.5×0.5です。Amazonでタップ買えます。

ガスタンクの性能はマルイパイソンヘビーウェイトロットのガスタンクと同等で、0.2gで初速65m/sほど出ました。

グリップはガスタンク部の設計を変更した物を作りました。

トリガーユニットもガスタンクに合わせて、少し形状を変更していますが、トリガーとハンマーは共通のピューター鋳造のモノです。




そして、最後にせっかくレイルをつけたので、
レプリカですが、ダットサイトとフラッシュライトを付けて完成です。



光学サイト:Trijicon RMRレプリカ

フラッシュライト:INFORCEタイプレプリカ









機構やギミックは通常モデルと変更していないため、自動排莢も出来ます。

ダットサイトを付けた事により競技用銃の雰囲気があり、またフラッシュライトとPPCカスタムの様なバレルでタクティカルなオーラを醸し出す、異色の現代リボルバーに仕上がりました!




最近はレイルつきのタクティカルリボルバーもモデルアップされていますが、ここまではホロサイトとフラッシュライトがオートマチックの様にしっくりくるリボルバーはないんじゃないんでしょうか!?







以上にです。

そしてそして、来月の上旬にはMP412 REXの7月生産分の3丁出品します。

では、次回!  
Posted by ハンマー at 11:18Comments(0)自作

2020年06月14日

MP412 REX製作10(生産2)

MP412製作も節目の10回目の記事になってしまいました。

だいぶ、仕上がってきました!






さて前回、先行量産型を1丁製造しました。




基本的には、ほぼ材料から製造過程まで完成系だったのですが、問題がありました。


3Dプリンターで製造しているとは言え、バレルとヒンジ部の造形が実質ワンオフ状態なため改善が求められました。




造形物の接合、積層の処理、可動パーツの擦り合わせなど結構時間と手間がかかりました。



そこで、バレルとヒンジ部をナイロン造形にしました。(価格が上がりますが…)

価格と引換えに、手間はもちろん!強度と造形、複製の精度向上が見込めます。


ナイロン製のパーツが出来上がりました。




ついでにシリンダーも試しにナイロンで造形してもらいました。




シリンダーについては、自宅でABS造形でも大差ない感じでした。




仕上げとしては、ラッカーの薄め液で溶いたラッカーパテを塗り、ヤスリとペーパーで処理します。




塗装はパーカーシールとメタルパーカー及び、コンパウンド仕上げで、理想に近いものに変更しました。














これ、凄くないですか!?

パーカーシール後のコンパウンドだけでもかなり良い仕上がりになりました。


パーカーシールのみでコンパウンドだとこんな感じです。







画像だとほぼ同じしか見えないですけど、メタルパーカーを塗布すると少し青くつや消しがる感じです。







また、他の変更点としてハンマースプリングのトーションバネをパイソンの物から、同規格の汎用品を見つけたため、そちらに変更しました。






左が同規格加工品、右がマルイ純正




これにより、マルイパイソンと言う縛りはなくなり、マルイガスリボルバーシリーズのコンバージョンキットに成り上がりました。




これらの変更を最終試作機に行い、実質量産型1号機に改修しました。




初速については、シングルアクション、ダブルアクションともに45~62m/sです。

初速が45~62m/s(0.2g)と範囲が大きいのは、マルイのリボルバーの製造ロットにより違いがでるためです。


そこまで、多くの個体を持っていませんが、比較的古いロットの方が初速が高い印象です。


旧ロット、KM企画バレルで平均62m/s(最高65)

旧ロット、通常バレルで平均55m/s(最高58)

新しめロットで平均45m/s(最高50)


バレルの違いですが、もしかしたらそこまで異差はないかも知れないです。

旧ロットのバレル比較はガスタンクは別の個体で比較したのですが、旧ロットのなかでも旧ロットと旧旧ロットがある気がします。

補足(独自ロット分け)
新ロット→フルモデルチェンジから生産終了まで
特徴:シリンダーのダミー薬莢金色

旧ロット→フルモデルチェンジまで
特徴:シリンダーのダミー薬莢銀色
vパッキン非搭載

旧旧ロット→最初の生産モデル??
ガスバルブを叩くハンマーまわりが違う。

マルイパイソン中古6丁の比較より


ちょっと脱線して、マルイガスパイソンの考察になってしまいました(笑)


MP412に話を戻します。
要は結果だけを言うと、最初の設計仕様の0.25gで初速65m/s以上は満たせませんでした。

申し訳ございません。

ガスタンクの性能的に0.2g で60m/s台が限界です。

飛距離は25~30mで比較的まっすぐです。

集団率は
マルシン<MP412≦マルイ(ガスリボルバー)
って感じです。

比較はマルシンアナコンダ、マルイパイソンです。

以上が性能です。

また説明書も8割完成しました。
組立方法とパーツリストを中心とした内容にしました。


現状は以上です。

次回MP412の記事で「売りまーす」の記事が書けるようにします。


実際、量産(月産2丁)は秒読みなので、よりリアルタイム進行情報をお届けできるように、さっきTwitterアカウントつくりました。ご覧ください。

https://mobile.twitter.com/HAMMERINDUSTRI1






では、また次回


6/20追記

気になる価格の方ですが約50000円です。

クソ高けーと思う方も多くいらっしゃると思いますので内訳です。


部品名 材質 価格(端数切上げ)

外部製造パーツ(DMM)
バレル ナイロン 3000
ヒンジ部 ナイロン 3000
シリンダー ナイロン 2500
グリップ AP12 15000
ハンマー チタン 11000
トリガー チタン 5500
              小計40000

自宅製造パーツ
トリガーユニット ABS
エジェクター ABS
バレル回り ABS
自動排莢機構 ABS 小計500ぐらい

規格品
ハンマースプリング
スプリング1(×4)
スプリング2
スプリング3
スプリング4
M6六角穴付低頭ネジ
M3×45
M3×8皿ネジ(×3)
M3×8超低頭ネジ
M3×6イモネジ
組ネジ
高硬度ステンレス軸
Φ3軸
Φ4軸
2.2mmピン
3.2mmピン(×7)
パッキン        小計2000ぐらい

仕上げ用品
タミヤパテ、コンパウンド  10円分ぐらい
紙ヤスリ          40ぐらい
アセトン(ABS処理用) 50ぐらい
メタルパーカー      600
パーカーシール      600
ラッカー艶消し     200
             小計1500

※スプレーは1本で5丁分と仮定した金額。

その他
機材のメンテナンス代    50
箱代          1000
箱梱包材          1000
人件費           2000は欲しい
              小計4050


合計48,050円


よって、だいたい50000円になりそうです…

売る側の私でも高いと思う。

本当は35000~40000円で売りたいんですが、それをやったら逆鞘で、モノを売るってレベルじゃなくなるので勘弁してください。

今後の課題として、チタン製のハンマーとトリガーをどうにかしないとですね。

以上です。


  
Posted by ハンマー at 12:07Comments(5)自作

2020年01月16日

MP412 REX製作9(生産1)

久々のMP412の続きです。






前回、最終試作機が完成し、実際使ってみました。そこで得られた改良点と量産することを考慮した先行量産機を作っていきます。

まず、改良点1つ目としてシリンダーロックの形状変更です。

MP412 REX製作6にて、エジェクターの摩耗があると記していましたが、その原因はシリンダーロックが下がりきる前にシリンダーが回転し始めることでした。

トリガーの遊びが少ないので、ロックがかかっている状態でシリンダーを回転させるため、過剰な力がエジェクターに加わっていたため摩耗が早くなっていました。

そこで、ロックの信頼性は落ちますが、シリンダーロックの高さを低くしました。



なので、かなり勢い良くハンマーを起こすと、シリンダーが回転しすぎます。

ただ、通常使用では問題なく作動します。


2つ目にハンマーの形状変更です。

形状を画像上から画像下に変更しました。





(すいません。実物撮るの忘れました。)
これはハンマーをチタン製にしてから起こった問題なのですが、画像からハンマーとスプリングが接している部分が干渉しているのが分かります。


ハンマーが落ちてバルブを叩いたあとに、バルブのスプリングでハンマーを定位置に戻る仕組なのですが、上記の抵抗で定位置に戻らずダブルアクション時に次弾のハンマーが起き上がらないことが発生しました。
(エアコッキングタイプのリボルバーでのダブルアクションみたいな感じです。シリンダーは回転するがハンマーは連動してない)

そのため、ハンマーとスプリングが干渉している部分を形状変更しました。


3つ目にトリガーです。
シリンダーロックがABS製なので、磨耗するためトリガーの一部をABS製にしました。





4つ目に自動排莢機能のこのパーツです。



試作では、チタンの3Dプリンタ製でしたがコスト削減とABS製のヒンジフレームが摩耗の対策で3Dプリンタ製のABSに変更しました。


5つ目に、見た目の問題なのですがシリンダー前方の面取りを無くしました。







変更理由はもう一度、資料を見返したら無いような感じがしたからです。




そしてここで、重要事項です!
シリンダーの回転方向ですが、右回転で変更してないです。

REX製作7の記事で左回転と判明しました。

CAD上はミラーで反転させれば済むのですが、シリンダーロックの溝はやはり、中心に対して右側みたいなので、簡単な話じゃなかったです…

なので、右回転のままです!
(「そもそも動画のやつは38spacialモデルなので357モデルじゃないし」と言う解釈です)異論は認める

以上が量産型ヘの変更点です。


そして、製作した先行量産型です。





予備パーツも要れてあります。



手前側が量産型です。



塗装ですが、試作のバレルがブラックスチール+ブルースチールで、グリップが艶あり黒のラッカーです。量産型はバレルがブラックスチールのみで、グリップが同じく艶あり黒のラッカーです。

金属光沢の好みは人それぞれだと思いますが、ブルースチールを塗布すると青さがキツイ気がしました。



それと、エッジが垂れやすかったです。









この1丁は身内に流しました。

とりあえず今後、先行量産型をもう2~3丁製作し、身内にばらまく予定です。

その、フィードバックを得てからヤフオクに流そうと思います。

※(いまのところ原価が¥4.5万です。+マルイパイソン代+マルシンXカート代ですかね)


現在、販売用の箱も作ってありますし(早とちって2018年に注文してた)、説明書等製作中です。

では、また。  
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Posted by ハンマー at 20:08Comments(3)自作