2020年01月16日
MP412 REX製作9(生産1)
久々のMP412の続きです。


前回、最終試作機が完成し、実際使ってみました。そこで得られた改良点と量産することを考慮した先行量産機を作っていきます。
まず、改良点1つ目としてシリンダーロックの形状変更です。
MP412 REX製作6にて、エジェクターの摩耗があると記していましたが、その原因はシリンダーロックが下がりきる前にシリンダーが回転し始めることでした。
トリガーの遊びが少ないので、ロックがかかっている状態でシリンダーを回転させるため、過剰な力がエジェクターに加わっていたため摩耗が早くなっていました。
そこで、ロックの信頼性は落ちますが、シリンダーロックの高さを低くしました。

なので、かなり勢い良くハンマーを起こすと、シリンダーが回転しすぎます。
ただ、通常使用では問題なく作動します。
2つ目にハンマーの形状変更です。
形状を画像上から画像下に変更しました。



(すいません。実物撮るの忘れました。)
これはハンマーをチタン製にしてから起こった問題なのですが、画像からハンマーとスプリングが接している部分が干渉しているのが分かります。
ハンマーが落ちてバルブを叩いたあとに、バルブのスプリングでハンマーを定位置に戻る仕組なのですが、上記の抵抗で定位置に戻らずダブルアクション時に次弾のハンマーが起き上がらないことが発生しました。
(エアコッキングタイプのリボルバーでのダブルアクションみたいな感じです。シリンダーは回転するがハンマーは連動してない)
そのため、ハンマーとスプリングが干渉している部分を形状変更しました。
3つ目にトリガーです。
シリンダーロックがABS製なので、磨耗するためトリガーの一部をABS製にしました。

4つ目に自動排莢機能のこのパーツです。

試作では、チタンの3Dプリンタ製でしたがコスト削減とABS製のヒンジフレームが摩耗の対策で3Dプリンタ製のABSに変更しました。
5つ目に、見た目の問題なのですがシリンダー前方の面取りを無くしました。



変更理由はもう一度、資料を見返したら無いような感じがしたからです。
そしてここで、重要事項です!
シリンダーの回転方向ですが、右回転で変更してないです。
REX製作7の記事で左回転と判明しました。
CAD上はミラーで反転させれば済むのですが、シリンダーロックの溝はやはり、中心に対して右側みたいなので、簡単な話じゃなかったです…
なので、右回転のままです!
(「そもそも動画のやつは38spacialモデルなので357モデルじゃないし」と言う解釈です)異論は認める
以上が量産型ヘの変更点です。
そして、製作した先行量産型です。


予備パーツも要れてあります。

手前側が量産型です。

塗装ですが、試作のバレルがブラックスチール+ブルースチールで、グリップが艶あり黒のラッカーです。量産型はバレルがブラックスチールのみで、グリップが同じく艶あり黒のラッカーです。
金属光沢の好みは人それぞれだと思いますが、ブルースチールを塗布すると青さがキツイ気がしました。

それと、エッジが垂れやすかったです。




この1丁は身内に流しました。
とりあえず今後、先行量産型をもう2~3丁製作し、身内にばらまく予定です。
その、フィードバックを得てからヤフオクに流そうと思います。
※(いまのところ原価が¥4.5万です。+マルイパイソン代+マルシンXカート代ですかね)
現在、販売用の箱も作ってありますし(早とちって2018年に注文してた)、説明書等製作中です。
では、また。


前回、最終試作機が完成し、実際使ってみました。そこで得られた改良点と量産することを考慮した先行量産機を作っていきます。
まず、改良点1つ目としてシリンダーロックの形状変更です。
MP412 REX製作6にて、エジェクターの摩耗があると記していましたが、その原因はシリンダーロックが下がりきる前にシリンダーが回転し始めることでした。
トリガーの遊びが少ないので、ロックがかかっている状態でシリンダーを回転させるため、過剰な力がエジェクターに加わっていたため摩耗が早くなっていました。
そこで、ロックの信頼性は落ちますが、シリンダーロックの高さを低くしました。

なので、かなり勢い良くハンマーを起こすと、シリンダーが回転しすぎます。
ただ、通常使用では問題なく作動します。
2つ目にハンマーの形状変更です。
形状を画像上から画像下に変更しました。



(すいません。実物撮るの忘れました。)
これはハンマーをチタン製にしてから起こった問題なのですが、画像からハンマーとスプリングが接している部分が干渉しているのが分かります。
ハンマーが落ちてバルブを叩いたあとに、バルブのスプリングでハンマーを定位置に戻る仕組なのですが、上記の抵抗で定位置に戻らずダブルアクション時に次弾のハンマーが起き上がらないことが発生しました。
(エアコッキングタイプのリボルバーでのダブルアクションみたいな感じです。シリンダーは回転するがハンマーは連動してない)
そのため、ハンマーとスプリングが干渉している部分を形状変更しました。
3つ目にトリガーです。
シリンダーロックがABS製なので、磨耗するためトリガーの一部をABS製にしました。

4つ目に自動排莢機能のこのパーツです。

試作では、チタンの3Dプリンタ製でしたがコスト削減とABS製のヒンジフレームが摩耗の対策で3Dプリンタ製のABSに変更しました。
5つ目に、見た目の問題なのですがシリンダー前方の面取りを無くしました。



変更理由はもう一度、資料を見返したら無いような感じがしたからです。
そしてここで、重要事項です!
シリンダーの回転方向ですが、右回転で変更してないです。
REX製作7の記事で左回転と判明しました。
CAD上はミラーで反転させれば済むのですが、シリンダーロックの溝はやはり、中心に対して右側みたいなので、簡単な話じゃなかったです…
なので、右回転のままです!
(「そもそも動画のやつは38spacialモデルなので357モデルじゃないし」と言う解釈です)異論は認める
以上が量産型ヘの変更点です。
そして、製作した先行量産型です。


予備パーツも要れてあります。

手前側が量産型です。

塗装ですが、試作のバレルがブラックスチール+ブルースチールで、グリップが艶あり黒のラッカーです。量産型はバレルがブラックスチールのみで、グリップが同じく艶あり黒のラッカーです。
金属光沢の好みは人それぞれだと思いますが、ブルースチールを塗布すると青さがキツイ気がしました。

それと、エッジが垂れやすかったです。




この1丁は身内に流しました。
とりあえず今後、先行量産型をもう2~3丁製作し、身内にばらまく予定です。
その、フィードバックを得てからヤフオクに流そうと思います。
※(いまのところ原価が¥4.5万です。+マルイパイソン代+マルシンXカート代ですかね)
現在、販売用の箱も作ってありますし(早とちって2018年に注文してた)、説明書等製作中です。
では、また。