2020年04月07日
ガスガンの極地?僻地! エスコート製外部ソースAKを修理してみた
どうも、ハンマーです。
今回は、ガスブロPKMの記事で少しだけ触れた外部ソースガスガンの極地?僻地?の性能を持ったエスコート製のASCSメカのAKの修理です。


まず、このエスコート製AKはヤフオクでたまたまジャンクで出品されていたものです。
落札時の画像はないのですが、同じ見た目でロア、アッパーハンドガードがレイルのもので、チャージングハンドルがL字型でした。
フレームはイノカツ製でした。

これがエスコートのASCSメカです。
ハンドメイド感がすごいです。

このリコイルスプリングは実物を加工したものらしいです。
作動部品はこのようになっています。


(ガスピストンは自作です)
ASCS(エアシャフトコントロールシステム)とだけあって、中心のシャフトのみでブローバックと発射を行っています。
作動については、ジャンクで出品しているだけあって、ちょっとだけブローバックしてプシューとエアーの音が出て動きませんでした。あと、ガスピストンもありませんでした。
こっちが購入時のピストンがない姿です。


どうにかして、修理していきます。
まず、動作しなかった理由ですが、トリガーを引くとパーツをかえして直接バルブを押すのですが、左右にガタついていてバルブを完全に押せていなかったのが原因でした。
ASCSメカはブローバックの最中にチャンバーノズル側にエアーが流れ弾が発射されるのですが、先に始まるブローバックの振動でバルブを押すパーツがズレ、バルブの押込みが足らず、エアー不足で発射前で止まっていました。
改善策して、磨耗でバルブの押込み量が、フルとオートセミオートのトリガーバーの長さが違っていたのでプラ板を接着して調整しました。




また、左右のガタ対策として3Dプリンターでスペーサーを作り確実にバルブを押せるようにしました。




これで、作動は修理出来ました。
ここから、私の欲が出てきます。
このシステムをこのまま修理するだけではもったいないので、E&Lのフレームに搭載してかつガスピストンも自作で修理しようと。
問題はイノカツ製のフレームはいまのLCT、E&Lのフレームと違って、もっとエアガンよりの構造でした。
まず、E&Lのバレルのチャンバー部分をASCS用のチャンバーが入るように、切断します。
かつインナーバレルが入りやすいように面取りします。


これ☝️フロントサイトやガスブロックを外そうと、したんですが圧入されているので全然取れませんでした!
フレームのセレクターを組込む部分も電動用では入らないので拡張しました。
トリガーユニットはそのまま組み込めました。
続いて、ガスピストンを旋盤で作っていきます。
A5052の丸棒から削りだしていきます。





まあまあの出来ではないでしょうか??
フレームが鉄でピストンがアルミなのでブローバックの際、磨耗しそうなのでガスチューブ内にスペーサーを3Dプリンターで作りました。

それとガスピストンの根元をを塗装しました。


これで完成です。
後は、多少外装をつけて終了です。





1世代前ぐらいのカスタムAKに仕上げました。
・マグプルストック

・実のATIグリップ

・フォアグリップ

手前のレイル部を切断してマガジンよりで掴めるようにしました。
・SUREFIRE(レプリカ)

・ハイダー

使用感としてガスブロの強烈なリコイルで且つ、電動ガンの様な射撃性能がありました。さすがに集弾性は劣りますが…
あとASCS構造上、初弾が飛距離がなかったり弾ポロします。
初速は、2次圧5.5Mpaで65m/sほどです。
どうでもいいんですけど、eo-techがレプリカなのですが、強烈なリコイルで勝手に電源がよく落ちます…実物に交換ですかね。
あと、余談ですがフレームはE&Lですが、マガジンはLCTの74マガジンを使用しています。
E&Lの74純正マガジンとASCSのチャンバーとの相性が悪くマガジンがまったく装着出来ないです。AKM等のスチールマガジンは装着出来ます。

以上、ASCSメカのAKでした。いかがでしょうか?令和の世の中ですが、どれだけの人に需要があるんですかね(笑)
このシステムはDaytonagunってところで、もっとマシな製品としてキットで販売されています。気になった方は是非。
ただ、現在コロナで製造が遅れてるみたいです…
不謹慎なのですが、わたくし3月中旬にカナダドルが75円台まで下がった時にAKキットを注文しました。
今回は、ガスブロPKMの記事で少しだけ触れた外部ソースガスガンの極地?僻地?の性能を持ったエスコート製のASCSメカのAKの修理です。


まず、このエスコート製AKはヤフオクでたまたまジャンクで出品されていたものです。
落札時の画像はないのですが、同じ見た目でロア、アッパーハンドガードがレイルのもので、チャージングハンドルがL字型でした。
フレームはイノカツ製でした。

これがエスコートのASCSメカです。
ハンドメイド感がすごいです。

このリコイルスプリングは実物を加工したものらしいです。
作動部品はこのようになっています。


(ガスピストンは自作です)
ASCS(エアシャフトコントロールシステム)とだけあって、中心のシャフトのみでブローバックと発射を行っています。
作動については、ジャンクで出品しているだけあって、ちょっとだけブローバックしてプシューとエアーの音が出て動きませんでした。あと、ガスピストンもありませんでした。
こっちが購入時のピストンがない姿です。


どうにかして、修理していきます。
まず、動作しなかった理由ですが、トリガーを引くとパーツをかえして直接バルブを押すのですが、左右にガタついていてバルブを完全に押せていなかったのが原因でした。
ASCSメカはブローバックの最中にチャンバーノズル側にエアーが流れ弾が発射されるのですが、先に始まるブローバックの振動でバルブを押すパーツがズレ、バルブの押込みが足らず、エアー不足で発射前で止まっていました。
改善策して、磨耗でバルブの押込み量が、フルとオートセミオートのトリガーバーの長さが違っていたのでプラ板を接着して調整しました。




また、左右のガタ対策として3Dプリンターでスペーサーを作り確実にバルブを押せるようにしました。




これで、作動は修理出来ました。
ここから、私の欲が出てきます。
このシステムをこのまま修理するだけではもったいないので、E&Lのフレームに搭載してかつガスピストンも自作で修理しようと。
問題はイノカツ製のフレームはいまのLCT、E&Lのフレームと違って、もっとエアガンよりの構造でした。
まず、E&Lのバレルのチャンバー部分をASCS用のチャンバーが入るように、切断します。
かつインナーバレルが入りやすいように面取りします。


これ☝️フロントサイトやガスブロックを外そうと、したんですが圧入されているので全然取れませんでした!
フレームのセレクターを組込む部分も電動用では入らないので拡張しました。
トリガーユニットはそのまま組み込めました。
続いて、ガスピストンを旋盤で作っていきます。
A5052の丸棒から削りだしていきます。





まあまあの出来ではないでしょうか??
フレームが鉄でピストンがアルミなのでブローバックの際、磨耗しそうなのでガスチューブ内にスペーサーを3Dプリンターで作りました。

それとガスピストンの根元をを塗装しました。


これで完成です。
後は、多少外装をつけて終了です。





1世代前ぐらいのカスタムAKに仕上げました。
・マグプルストック

・実のATIグリップ

・フォアグリップ

手前のレイル部を切断してマガジンよりで掴めるようにしました。
・SUREFIRE(レプリカ)

・ハイダー

使用感としてガスブロの強烈なリコイルで且つ、電動ガンの様な射撃性能がありました。さすがに集弾性は劣りますが…
あとASCS構造上、初弾が飛距離がなかったり弾ポロします。
初速は、2次圧5.5Mpaで65m/sほどです。
どうでもいいんですけど、eo-techがレプリカなのですが、強烈なリコイルで勝手に電源がよく落ちます…実物に交換ですかね。
あと、余談ですがフレームはE&Lですが、マガジンはLCTの74マガジンを使用しています。
E&Lの74純正マガジンとASCSのチャンバーとの相性が悪くマガジンがまったく装着出来ないです。AKM等のスチールマガジンは装着出来ます。

以上、ASCSメカのAKでした。いかがでしょうか?令和の世の中ですが、どれだけの人に需要があるんですかね(笑)
このシステムはDaytonagunってところで、もっとマシな製品としてキットで販売されています。気になった方は是非。
ただ、現在コロナで製造が遅れてるみたいです…
不謹慎なのですが、わたくし3月中旬にカナダドルが75円台まで下がった時にAKキットを注文しました。